@article{oai:ncn.repo.nii.ac.jp:00000327, author = {井村, 俊義}, journal = {長野県看護大学紀要, Bulletin, Nagano College of nursing}, month = {Mar}, note = {近代的な看護を補完する役割を果たす「里山看護」の思想的基盤について,その基本的な考え方や実践に向けての方向性,そこから派生する問題などについて述べた.テーマの性格上,取り組むべき課題は多岐にわたるが,この論考ではおもに,里山看護を考察するために必要な感覚や感性の持ち方の重要性,その媒体となる「言葉」などの役割について論じた.これらの事実を通して,近代社会を覆っている近代的発想の陥穽を明らかにし,医学よりも幅広い視点をもつ看護学が備えるべき思想と可能性について論じた.また,生活のあらゆる面において看護は影響力をもち,したがって,里山看護も既存の枠にとらわれずに考察できることを示した.その際に,鈴木大拙,今西錦司,パトリシア・ベナーらの思想を援用して解説を行った.(著者抄録)}, pages = {37--42}, title = {「里山看護」を理解するための思想的基盤}, volume = {22}, year = {2020} }