@article{oai:ncn.repo.nii.ac.jp:00000281, author = {清水, 嘉子 and 宮澤, 美知留 and 松原, 美和 and 藤原, 聡子 and 上森, 友記子}, issue = {4}, journal = {母性衛生}, month = {Jan}, note = {本研究は、助産師教育の主たる教育内容として位置づけられている助産実習における教育の工夫を検討するための一歩として取り組んだ。助産実習の教育指導について示唆を得るために、分娩第1期における例数ごとの学びを明らかにすることを目的として、過去5年間の助産選択を履修したA大学生22名を対象として分娩第1期ケア評価表の自由記述で記載された内容を質的に分析した。結果として、202事例の自由記述から695件の学びの内容が抽出された。その内容は、【学びの気づき】265件、【分娩進行の把握不足】168件、【分娩進行予測に基づいた対応の不十分さ】137件、【産婦・家族への支援不足】125件の4つのカテゴリーで構成された。特徴的な項目は、【学びの気づき】であり3例目からその実感は他の項目に比べてもっとも高くなり、9例目でピークを迎え10例目で低下するものの、常に上位を占めていた。その内容では、「対象に合ったケアが提供できた」「新たな学び」「アセスメントができた」「タイミングよくできた」「産婦の変化がわかった」「内診所見がわかった」「その他」であった。これらの気づきは学生自身が振り返りの課題としている事柄であり、そのことを自分なりにできているかどうか確認をしていた。教員や指導者は、学生の習得困難な事柄を認識したうえで、できたこと、課題となることを明確にさせながら、第1期の看護で大切なことが何であるのかを実感として学ぶことができるようかかわることが大切であると考えられた。(著者抄録)}, pages = {584--592}, title = {助産実習における分娩第1期の学生の学び}, volume = {52}, year = {2012} }