@article{oai:ncn.repo.nii.ac.jp:00000280, author = {清水, 嘉子}, issue = {2}, journal = {母性衛生}, month = {Jul}, note = {本研究の目的は、中国と日本の母親の育児幸福感と結婚の現実の違い、中国の母親の属姓要因と育児幸福感ならびに結婚の現実の関連性を検討することにある。研究対象者は、640名の0〜6歳の子どもをもつ中国の母親と日本の母親764名である。研究方法は質問紙調査により、8つの下位尺度からなるChildcare Happiness Scale(CHS)を用い育児幸福感を測定した。また、結婚生活の影響を検討するため、3つの下位尺度からなる結婚の"現実"尺度を用いて測定した。分析は統計学的な分析を行った。中国と日本の比較において、結婚の"現実"では中国の母親は日本の母親に比べ3下位尺度項目すべてが高く、CHSにおいて"夫への感謝の念"ならびに"子どもに必要とされること"が高い結果となった。また、中国の母親のフルタイム、パートタイム、専業主婦、ならびに核家族、複合家族、単身家族のそれぞれ3つのグループに違いがみられた。母親の年齢は、CHSの8つの下位尺度得点ならびに結婚の"現実"の下位尺度得点に全く影響を与えなかった。中国の母親にとってフルタイム勤務または核家族であることが、育児中の母親の精神的健康に効果があると考えられた。(著者抄録)}, pages = {344--351}, title = {中国都市部に在住する中国人の母親の育児幸福感と結婚の"現実" 日本在住の日本人の母親との比較}, volume = {51}, year = {2010} }