@article{oai:ncn.repo.nii.ac.jp:00000278, author = {清水, 嘉子 and 佐々木, 美果 and 小川, 紀子 and 塩澤, 綾乃 and 宮原, 美知留 and 赤羽, 洋子 and 阿部, 正子 and 藤原, 聡子}, issue = {1}, journal = {母性衛生}, month = {Apr}, note = {本研究は、「母親の心の健康チェクシート」を用いた家庭訪問による育児相談を行い、相談時の母親の語りを明らかにすることを目的とした。相談員は7人であり、協力した母親は11.95(SD3.91)ヵ月の子どもを持つ20人であった。母親は専業主婦が80%であり、子ども数は一人が90%であった。分析では、相談時の母親の215コードの語りを質的帰納的に、語りの意味に着目しカテゴリーにまとめ命名した。母親の語りは、【自分に対する思い】が最も多く、<子どもへの影響を意識する><育児中の時間><子育てすることで感じる自分の成長>他4カテゴリーに対応した18サブカテゴリーであった。次いで、【夫や周囲の人に対する思い】では、<夫や周囲の人の育児に対する態度><夫に対する折り合い><育児による新たな変化>に対応した9サブカテゴリーであった。【子どもに対する思い】では、<子どもの存在><子どもに対する不安>に対応した8サブカテゴリーであった。育児相談時にチェックシートを用いることで、相談員は母親に多くの語りを引き出すことができた。また、母親に語らせることによって母親が気持ちに気づき、受け止められる、認められる、安心するなどの有効な支援に支えられていることが示唆された。(著者抄録)}, pages = {146--153}, title = {「母親の心の健康チェックシート」を用いた訪問による育児相談における母親の語り}, volume = {56}, year = {2015} }