@article{oai:ncn.repo.nii.ac.jp:00000272, author = {藤原, 聡子 and 月澤, 美代子}, issue = {2}, journal = {日本医史学雑誌}, month = {Jun}, note = {無痛分娩は、「薬物による無痛分娩」と、「薬物によらない無痛分娩」に大別され、日本では、1950年代前半にこの2種類の実施が本格的に始まった。1954年から1957年にかけて、日本赤十字本部産院院長の久慈直太郎、慶応義塾大学産婦人科教室主任教授の安藤畫一を中心として、「薬物によらない」方法の一つである精神予防性無痛分娩法の「実用性」・「科学性」・「独創性」について産婦人科学術雑誌上にて議論が展開された。この中で、久慈直太郎は、日本の医療法下で助産師により実践される正常分娩介助における「精神予防性無痛分娩法の実用性」を主張し、また安藤畫一は「和痛分娩」の考え方を提唱し、ともに精神予防性無痛分娩法と「薬物による」方法を併用する使用法を模索した。(著者抄録)}, pages = {131--144}, title = {精神予防性無痛分娩法をめぐる産婦人科医たちの論争 1954〜57年の産婦人科学術雑誌上で展開された議論の分析と検討}, volume = {61}, year = {2015} }