@article{oai:ncn.repo.nii.ac.jp:00000180, author = {清水, 嘉子}, issue = {1}, journal = {小児保健研究}, month = {Jan}, note = {本研究は、母親の育児ストレスに対する相談や自分なりの対処の実態(自己解決)とその関連性を明らかにすることを目的とした。乳幼児期にある子どもの母親を対象に、育児ストレス下位尺度9因子に対する相談や自己解決の頻度、相談者、ストレスの解消に関する質問紙調査を実施し回答の得られた312名の分析を行った。その結果、「育児に伴う不安感」、「育児環境の不備」に対する相談の頻度が高かった。相談者では、すべてのストレス因子において「夫」が高く、次いで「友人」、もっとも低かったのは「専門家や行政」であった。しかし、「育児に対する社会からの圧迫感」では「親戚」や「教師」に相談している傾向があった。「子どもに対するコントロール不可能感」、「母親の体力体調不良」では自己解決の頻度が高く、「育児に伴う不安感」、「子どもの発達に対する懸念」ではストレスの解消が高かった。「アイデンティティー喪失に対する脅威」に対する自己解決頻度の高い母親はストレスの解消が高いことが示された。さらに、自由記述より、「問題の解決を目的としていない相談」や、自己解決による対処の背景にある「母親の考え方や気の持ち方」に関する実態が明らかになった。(著者抄録)}, pages = {54--60}, title = {母親の育児ストレスにおける相談と対処の実態とその関連性}, volume = {66}, year = {2007} }